療法食 商品紹介

チューブ・ダイエット®
〈犬用キドナ〉腎疾患用

犬用特別療法食消化態乳たんぱく質使用腎疾患用

チューブ・ダイエット
チューブ・ダイエット

腎疾患用の犬用高消化性経腸流動食(特別療法食)です。

この製品は食事療法食です。 獣医師の指導に従い給与してください。 食事療法食を与えている間は、定期的に獣医師の診察をお受けください。

※開封時、溶解時に見られる有色微粒子はミネラルパウダーによるもので、品質上の問題はありません。

内容量:20g×5包 パウダータイプ 窒素充填
原産国名:日本

商品説明

  1. 腎疾患の犬に適した栄養組成となっております。
  2. たんぱく質の量を適度に制限してあります。
  3. たんぱく質中の必須アミノ酸含有量は66%以上でアミノ酸バランスに優れています。
  4. 高消化性原材料
    *消化態乳たんぱく質使用
    *消化吸収性に優れる中鎖脂肪酸(MCT)を全脂質中30%使用
    ★中鎖脂肪酸(MCT)は経門脈で肝臓に入り、すばやくエネルギーとして利用されます。
    *消化吸収性に優れたでん粉分解物を使用
  5. 長期間の給与に配慮し、食物繊維を配合
  6. リン、ナトリウム、塩素を制限し、カリウムを調整
  7. オメガ脂肪酸含有量に配慮
  8. タウリンを配合、ヌクレオチドを含有
  9. 添加水量で形状を調整可能、病態の変化に合わせて給与方法の選択が可能です。

原材料名

中鎖脂肪酸(MCT)含有粉末油脂、でん粉分解物、乳類、ブドウ糖、卵黄粉末、難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)、乾燥酵母、アミノ酸類(L-アルギニン、L-ヒスチジン、L-イソロイシン、L-ロイシン、L-リジン、DL-メチオニン、L-フェニルアラニン、L-トレオニン、L-トリプトファン、L-バリン、タウリン)、ミネラル類(Ca、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、二酸化ケイ素、ビタミン類(A、D、K、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、コリン)

成分

たんぱく質
22.0%以上
脂質
39.0%以上
粗繊維
2.0%以下
灰分
4.0%以下
水分
3.0%以下
代謝エネルギー(ME)
572kcal/100g
たんぱく質由来熱量
15%
脂質由来熱量
62%

標準組成

カルシウム 0.60% セレン 0.1mg/kg ビオチン 0.1mg/kg
リン 0.20% ビタミンA 6000IU/kg 葉酸 0.8mg/kg
カリウム 0.60% ビタミンD 600IU/kg コリン 1200mg/kg
ナトリウム 0.20% ビタミンE 50IU/kg タウリン 0.10%
塩素 0.40% ビタミンK 0.1mg/kg ヌクレオチド 100mg/kg
マグネシウム 0.02% ビタミンB1 5.0mg/kg リノール酸 2.30%
100mg/kg ビタミンB2 4.0mg/kg α-リノレン酸 0.50%
9.4mg/kg ビタミンB6 4.0mg/kg アラキドン酸 0.06%
マンガン 9.5mg/kg ビタミンB12 0.022mg/kg    
亜鉛 160mg/kg ナイアシン 60mg/kg    
ヨウ素 2.0mg/kg パントテン酸 10mg/kg    



標準給与量

1日当りの標準給与量(g)
体重
(kg)
熱量
(kcal)
粉量
(g)
チューブ推奨 シリンジ推奨 ペースト状
4Fr 6Fr 8Fr
添加水量(ml) 添加水量(ml) 添加水量(ml) 添加水量(ml) 添加水量(ml)
1 83 15 45 23 19 15 9
2 139 24 72 36 31 24 15
3 188 33 99 50 42 33 20
4 233 41 123 62 52 41 25
5 276 48 144 72 61 48 29
6 316 55 165 83 70 55 34
7 355 62 186 93 79 62 38
8 392 69 207 104 88 69 42
9 429 75 225 113 95 75 46
10 464 81 243 122 103 81 50
20 780 136 408 204 173 136 83
30 1058 185 555 278 235 185 113
40 1312 229 687 344 291 229 140
50 1551 271 813 407 345 271 166
各割合で約100mlにした時のカロリー目安 約143
kcal
約228
kcal
約254
kcal
約286
kcal
約356
kcal
*標準給与量は表の通りですが、給与の1日目には標準給与量の1/3量、2日目には2/3量、3日目には全量給与を目安としてください。
*給与回数は1日に2回以上とし、適宜ご調整ください。
*1日当りの熱量は、1.18×70×(体重kg)0.75乗で計算。
*消化管の状態によっては低濃度からの使用を推奨します。

注意事項

1. 濃度、給与方法、給与速度などは年齢、種類、体重、病状などにより適宜ご調整ください。
2. 溶解する容器、給与器具類は常に清潔で、乾燥したものをご使用ください。
3. 溶解は清潔な場所で行い、細菌に汚染されないようにご注意ください。
4. 溶解後は早めにご使用ください(目安2時間以内)。
5. 完全に溶解しないとチューブ(カテーテル)に詰まることがあります。十分に溶解してからご使用ください。
6. 60℃以上の温湯での溶解は一部の栄養成分が失われる原因となりますので、避けてください。
7. 給与にあたり(特に飢餓状態の犬)電解質モニタリングの必要があります。

溶解方法および給与方法

1.経管で与える場合
〔溶解方法〕チューブ・ダイエット〈犬用キドナ〉を給与量のチューブ推奨記載量の微温湯(40℃前後)で溶かし、使用します。溶かす際は、まず微温湯の半分量を加え、撹拌し、ペースト状にして3~4分間程放置し、残り半分量の微温湯を加えて更に撹拌すると溶解がスムーズです。
〔給与方法〕フィーディングチューブを介し給与してください。
2.その他の場合
〔溶解方法〕チューブ・ダイエット〈犬用キドナ〉を給与量のシリンジ推奨、ペースト状記載量の微温湯(40℃前後)量を参考に、溶かし使用します。
〔給与方法〕シリンジ・食器等を使用して給与してください。