療法食 商品紹介

チューブ・ダイエット®
〈スーパーハイカロリー/高脂質・緊急用〉(カケシア)

犬用猫用特別療法食消化態乳たんぱく質使用

チューブ・ダイエット
チューブ・ダイエット

高脂質・緊急用の犬猫用高消化性経腸流動食(特別療法食)です。

この製品は食事療法食です。 獣医師の指導に従い給与してください。 食事療法食を与えている間は、定期的に獣医師の診察をお受けください。

※開封時、溶解時に見られる有色微粒子はミネラルパウダーによるもので、品質上の問題はありません。

内容量:20g×5包 パウダータイプ 窒素充填
原産国名:日本

商品説明

  1. 高い代謝エネルギー(ME)651kcal/100g(脂質由来エネルギー76%)
    (当社チューブ・ダイエット〈ハイカロリー/高たんぱく〉対比:約1.3倍)
     高脂質で緊急時の栄養補給に最適です。
  2. 高消化性原材料
    *消化態乳たんぱく質を一部使用。
    *消化吸収性に優れる中鎖脂肪酸(МCT)を全脂質中30%使用。
     MCTは経門脈で肝臓に入り、すばやくエネルギーとして利用されます。
  3. 重症時推奨量を十分に満たすアルギニンを配合。
  4. ビタミンAを強化
    (当社チューブ・ダイエット〈ハイカロリー/高たんぱく〉対比:約1.3倍)
  5. ヌクレオチドを含有。
  6. 添加水量で形状を調整可能、病態の変化に合わせて給与方法の選択が可能です。

原材料名

中鎖脂肪酸(MCT)含有粉末油脂、乳類、卵黄粉末、乾燥酵母、ブドウ糖、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、アミノ酸類(L-アルギニン、DL-メチオニン、L-トレオニン、L-トリプトファン、タウリン)、ビタミン類(A、D、K、B1、B2、B6、B12、C、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、コリン)、二酸化ケイ素、香料

成分

たんぱく質
29.0%以上
脂質
55.0%以上
粗繊維
0.1%以下
灰分
4.5%以下
水分
3.5%以下
代謝エネルギー(ME)
651kcal/100g
たんぱく質由来熱量
18%
脂質由来熱量
76%

標準組成

カルシウム 0.60% セレン 0.11mg/kg ビオチン 0.1mg/kg
リン 0.40% ビタミンA 6250IU/kg 葉酸 1.0mg/kg
カリウム 0.60% ビタミンD 620IU/kg コリン 1500mg/kg
ナトリウム 0.40% ビタミンE 62IU/kg タウリン 0.20%
塩素 0.70% ビタミンK 0.1mg/kg ヌクレオチド 100mg/kg
マグネシウム 0.02% ビタミンB1 6.2mg/kg リノール酸 4.80%
80mg/kg ビタミンB2 5.0mg/kg α-リノレン酸 1.30%
7.3mg/kg ビタミンB6 5.0mg/kg アラキドン酸 0.02%
マンガン 7.5mg/kg ビタミンB12 0.022mg/kg    
亜鉛 120mg/kg ナイアシン 75mg/kg    
ヨウ素 1.5mg/kg パントテン酸 12mg/kg    



標準給与量

1日当りの標準給与量(g)犬猫共通
体重
(kg)
熱量
(kcal)
粉量
(g)
チューブ推奨 シリンジ推奨 ペースト状
4Fr 6Fr
添加水量(ml) 添加水量(ml) 添加水量(ml) 添加水量(ml)
1 70 11 32 22 13 11
2 118 18 54 37 22 18
3 160 25 74 50 30 25
4 198 30 91 62 37 30
5 234 36 108 73 44 36
6 268 41 124 84 50 41
7 301 46 139 94 57 46
8 333 51 154 104 63 51
9 364 56 168 114 68 56
10 394 61 182 123 74 61
20 662 102 306 207 124 102
30 897 138 414 280 169 138
40 1113 171 514 348 209 171
50 1316 202 607 411 247 202
各割合で約100mlにした時のカロリー目安 約163
kcal
約217
kcal
約296
kcal
約325
kcal

*標準給与量は表の通りですが、給与の1日目には標準給与量の1/3量、2日目には2/3量、3日目には全量給与を目安としてください。
*給与回数は1日に2回以上とし、適宜ご調整ください。
*1日当りの熱量は入院・安静時に必要なカロリー:RER(kcal)=70×(体重kg)0.75乗で計算。

注意事項

1. 濃度、給与方法、給与速度などは年齢、種類、体重、病状などにより適宜ご調整ください。
2. 溶解する容器、給与器具類は常に清潔で、乾燥したものをご使用ください。
3. 溶解は清潔な場所で行い、細菌に汚染されないようにご注意ください。
4. 溶解後は早めにご使用ください(目安2時間以内)。
5. 完全に溶解しないとチューブ(カテーテル)に詰まることがあります。十分に溶解してからご使用ください。
6. 60℃以上の温湯での溶解は一部の栄養成分が失われる原因となりますので、避けてください。
7. 給与にあたり(特に飢餓状態の犬猫)電解質モニタリングの必要があります。
8. 脂質の制限を必要とする場合には推奨されません。

溶解方法および給与方法

1.経管で与える場合
〔溶解方法〕チューブ・ダイエット〈スーパーハイカロリー/高脂質・緊急用〉を給与量のチューブ推奨記載量の微温湯(40℃前後)で溶かし、使用します。溶かす際は、まず微温湯の半分量を加え、撹拌し、ペースト状にして3~4分間程放置し、残り半分量の微温湯を加えて更に撹拌すると溶解がスムーズです。
〔給与方法〕フィーディングチューブを介し給与してください。
2.その他の場合
〔溶解方法〕チューブ・ダイエット〈スーパーハイカロリー/高脂質・緊急用〉を給与量のシリンジ推奨、ペースト状記載量の微温湯(40℃前後)量を参考に、溶かし使用します。
〔給与方法〕シリンジ・食器等を使用して給与してください。